JURGI4DUST



今までブログで取り上げなかったDUST Capsule Collection TWOを本日ご紹介します。







前回のPeter De Potterに続き、2回目となるカプセルコレクション。今回のコラボ相手はベルギー人デザイナーJurgi Persoons。


Jurgi Persoonsは1969年生まれ。ブリュッセル近郊の出身。アントワープ王立芸術学院を卒業した後、Walter Van VeirendonckのWild & Lethal Trashレーベルでアシスタントを経験。1990年代後半から2000年代前半までコレクションを発表し、その独創性溢れるデザインで後に続く新進デザイナーらに影響を与えている。


現在自身のブランドを辞めている彼にDUSTは焦点を当て、カプセルコレクションとなるクロージングラインを制作。焼き直しではなく今回のためにパターンを引いてデザイン、と同時に90年代の彼のクリエイティブチーム(フォトグラファーRonald Stoops、メイクアップアーティストInge Grognard、グラフィックデザイナーPaul Boudens)によるインビテーションのフライヤーなどに用いられたイメージをプリントに使用しています。


このプロジェクトは伝説的なデザイナーとマガジン、インターネット以前と以後の世界、ファッションとアート、存在と忘却の間のストーリーを伝える挑戦的なものです。






とまあ、簡単には書きましたが、正直僕はこのデザイナーを知りませんでした。。
初めてこのコラボで知った形になります。


現在Vetemensの流れから "再構築" というキーワードをよく見かけます。流行とは関係ないと自分では思いながら、そうゆうデニムなど見るといいなと思ったり。まあ意識はそっちに引っ張られているわけです。


でもこのカプセルコレクションは全く違います。現在の流行のカウンターともいうべきデザイン。アントワープ6の下の世代のJurgiは、その当時のアントワープっぽさを感じる数少ないデザイナーだと思います。いわゆる造形への挑戦。既存のシルエットの破壊。ブラック主体のコレクションに時々用いられるレッドなどなど。そこに彼らしいダークで官能的なデザインが加わります。


オールスウェット素材なんですが、そのデザインは挑戦的で独創的。純粋にかっこいいです。


今回も前回のPeter De Potter同様、コレクタブルなアイテムです。


ぜひお試しください。


(現在DUST #8に掲載されているJurgi Persoonsのインタビュー記事を翻訳中です。今週末にはアップ予定なのでもう少々お待ち下さい)







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